2006年01月04日

髪は生きている?

 いいえ。死んでいます。えっ!

 髪は生きているような、死んでいるような、???と疑問を持つ方、多いと思います。でも死んでいるんですね。

 髪の毛は確かに伸びてはいます。でもそれは、地肌内部の毛根(毛母細胞)が生きているからで、髪の毛は切っても痛くないですよね。

 髪の毛は、爪と同じで、細胞が角化したものなんです。皮膚も、細胞が角化して「垢」となって落ちていきます。細胞の生まれ変わりは、古いものが落ち、新しいものが育つ、というサイクルを繰り返しています。それで、肌の場合は垢となって落ち、髪の場合は根元の細胞から離れ、伸びていくという訳です。

 「生きている細胞」でないという事は、自分で再生する力はないという事。「傷んでしまったら切りましょう」と言うのは、こういう事です。例えば肌に切り傷を作っても、生きている細胞が存在するので、自分で修復しようと肌の再生が行われます。でも髪の毛にはそれをする力がありません。

 これから生えてくる髪の毛に対しては、地肌のマッサージをするなど、根元の細胞を活発化させれ効果はあります。でも、伸びている髪に対しては、効果はありません。トリートメントというのも、「傷みを治す」というより、「それ以上傷ませない」ためにするものなんです。

 キレイな髪に戻したければ、一度、傷んでいる部分を落とすしかないんです。これから伸ばしていこうと思っている人は、それ以上傷めないようにしながら伸ばすか、一度切って健康な髪に戻してから伸ばすか、決めなければなりません。「今どうしたいか」ではなく、「最終的にどんなヘアスタイルにしたいのか」というのを時期も含めてはっきり明確にしておくと、「今はこうするべき」というのがわかります。
posted by スタイリスト at 00:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 髪の知識 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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